立ち雛
色紙絵
今回は色紙に立ち雛と桃の花を描きました。
少しキチンと感を出したお雛様です。(自分ではこれしか描けません)
ほっこりしたお雛様の方が好きですが、これがとても難しいです。
キチンと描けば仕上がるのと違い、どこを簡略するかが難しくてお稽古に通っています。
先生のほんわか・まったりとした雰囲気が醸し出せるようになるには何年かけたらできるのでしょうか?
精進あるのみですね(^.^)
飾り方
三段の額縁
普段は横使いで花の絵を飾っていましたが、お雛様の三段飾り?
三人官女のしたは五人囃子にしたかったのですが葉書に五人は無理でしたので桃の花にしましたが、橘も実のお色(だいだい)が入って可愛くなったかもしれませんね。
豆知識
桃の節句なのに飾られているのは “桜と橘” なのはなぜか?
京都御所の紫宸殿の南のお庭に東に桜、西に橘が植えられていて、その近くに近衛府(近衛府ってなに?調べて行ったらなんだか難しくって。令外官の一つとか?令外官って何?ますます???早い話、内裏内の警護と、行幸とか祭礼の時のおともと警護がお仕事の部署)として左近と右近が配置されていたところから、それぞれ左近の桜、右近の橘としてお雛様前に飾られるようになったようです。
そうするとお雛様の並びは?
お気付きかと思いますが私の絵では向かって左に男雛、右に女雛の配置で描いていることが多いです。
飾り方にも一般的に関東と関西風がありますから
どちらでも良いことになります。
関西風
お雛様が紫宸殿の様子を写したものとして右が男雛、左が女雛。
紫宸殿が南のお庭に面して建っていると言う事は、各上の東は向かって右になりますから
そういう事ですね。
関東風
現在、天皇陛下と皇后さまは式典などでは主に左に天皇陛下がお立ちになります。
そんなこんなで、飾り方はどちらでも良いので仕舞い込まないで飾ってあげましょう。
最後に
話はもどりますが、
桃は古来から邪気を祓う・不老長寿の木とされてきました。
桃の葉は汗疹の特効薬ですしね(^^)V
我が家でも子供が小さい時にあせもができたり、できそうになると干した桃の葉を入れたお風呂にしました。お薬や桃の葉ローションより効果がありました。
(数十年前の話です。今は良いお薬があるかもです)