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我が家のベリー
5号鉢の苗
やっとそれらしくなりました。
今年初めに小さく棘々した実とも何とも分からないものがビッシリついて気持ち悪い感じがしていました。初めて育てるスイートマルベリー。早く言えば桑の実です。
ネットで年末に紅白南天・斑入りハラン・ヒバを購入したときに送料無料にしたくて、そして購入者のコメントにひかれて良くわからないまま購入しました。
花には殆ど気が付きませんでした。今思うとうす緑色の小さなモジャモジャ?棘々?が花だったのでしょう。
こんなところから、いかにガサツであるか知れてしまいますね。
その小さな棘の塊の一つ一つが膨らみはじめると棘が無くなり、色も段々赤くつやつやとした実と言える様子に変化してきました。これくらいからワクワクしながら食べることをあれこれ考えるようになりネットで検索。黒くなってからが食べ頃で赤いうちは甘くないそうです。はい!甘くありませんでした。黒くなった実は甘かったですが少し青臭いというか、まだ食べるのが早かったのか・・・。今後食べるタイミングをチェック予定。
また、スイートマルベリーとマルベリーで調べてみたら目立つサイトでは同じ扱いでしたが総合的にみるとマルベリー=桑、スイートマルベリー=改良された豊産性の桑。と言えそうです。購入する時には名前から甘そうと勝手に思いましたが、とりわけ甘い品種と言う訳ではなかったです。
食べ方
1.軸だけ取ってそのまま食べる
2.ジャムにする
3.果実酒
ジャムにする場合、ペクチンは無いので見た目はジャムというよりシロップ煮状。
どちらを作る時も黒くなった実を収穫し、軸を取って洗ってから冷凍保存をし必要量になったら調理。解凍で形が崩れるので必ず先に軸を取って冷凍。
栄養価
強い抗酸化作用をもつポリフェノールとビタミンEを大変沢山含んでいるので様々な成人病予防をはじめ、老化防止、アンチエイジングにも良いようです。
ビタミンCも多く風邪などの予防等免疫力を高めたり、美肌効果があるなんて!
商品レビューでは懐かしい、甘い、美味しかった等が大半でしたが効能がすごかったです。
効能
実
風邪予防・利尿作用・老化予防・アンチエイジング
葉
風邪百日咳・滋養強壮・ダイエット・糖尿病予防
干してお茶にしたものは神仙茶と呼ばれ風邪百日咳、滋養強壮に効果のある薬草として利用されてきた歴史があります。
またビタミンCだけでなく豊富な他のビタミン類、亜鉛、マグネシウム、カルシウムなどの沢山の栄養素を含み、中でも特にカルシウムの含有量が多く、小松菜の1.5倍、牛乳の27倍もの量が100gあたりに含まれているそうです。
え~牛乳の27倍?と、ここで我ながらビックリ!
また、DNJ(1-デオキシノジリマイシン)と呼ばれる成分が含まれており、これは自然界の植物には殆ど含まれていない物質で、糖質分解酵素の働きを妨げる効果があり、これによって体内に取り込まれた糖質を分解する効率が下がり、血糖値の上昇が抑えられる。
そして吸収されなかった糖質は、大腸にいる細菌によって分解されて有機酸が作られることで、便通の改善にもつながり、これらの効能からダイエットや糖尿病の予防に効果的とされているそうです。すごいですね。まるで万能薬ですね。
追記
桑の葉茶のつくり方
☆黄色くなったものは避けて緑鮮やかな葉を選んで収穫し2~3日天日干し、その後2~3日陰干し。その後再び葉っぱの緑色が変色しない程度に天日干しし手で揉んで細かく砕けるくらいに水分がぬければ桑の葉茶の完成。
☆葉っぱを3~10分蒸してオーブンで乾燥して作るのもありだそうです。
桑の葉の収穫時期は5~11月まで行えるようです。
通常のお茶をいただくようにお湯でだして飲むのとミルで粉末にして青汁に入れて飲むのもありとか・・・。こちらは苦そう。販売されている青汁自体に桑の葉が入っているものがありました。
感想
単に“食べてみたい”から始まったベリーの栽培がこんなにすごい植物だったとは。
どうして広がらないのでしょうか?もっと身近に、もっと日常的に食さないのか?
お花が可愛くないから?ではないでしょうね。
副作用については特にないそうですから、お茶など、ますます流通するとよいですね。私が知らないだけで、もう多くの方に飲まれているのかもしれません。
5号鉢ですから実をジャムにして楽しむことはできますが、お茶にしたら丸坊主になってしまいますね。早く大きくなるようにするには地植えでしょうか。
余談
もう一つのベリー
章姫です。今朝、また花が一つ咲きました。
小さな実は沢山ありますが中々大きくなりません。待ち遠しいです。
実の先が赤くなってもうじき…とワクワクしているとある日、先の赤い所だけ無くなって!
うちのワンコは苺が大好きです。全体が赤く食べごろをむかえるまで待てません。
今はそれくらい待ち遠しいです。
早く大きくな~れ(o^^o)